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【ボーボボ考察】北斗の拳+ダンスマン=ボーボボ なのでは!?

どうも、ごりまつです!

今回は「ボボボーボ・ボーボボ」についての考察をしてみようと思います。

2001年から2007年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、今なお根強い人気を誇るギャグ漫画『ボボボーボ・ボーボボ』。


ボボボーボ・ボーボボ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

僕も大好きな作品です!

破天荒な展開とカオスなギャグで知られる本作ですが、あまりにも奔放すぎるが故に考察記事は意外と少ない…。

今回はそんなボーボボという作品の構造について考えてみます。

すでにSNSなどで語られている情報も含まれますが、自分自身の理解を深める意味でもひとつの考察としてまとめていきたいと思います!

下地は北斗の拳?


北斗の拳 究極版 1巻 (ゼノンコミックス)

ボーボボにはマンガのパロディネタが多くあります。
ですがその中でも最も大きなパロディ、作品全体としての下地となるマンガは「北斗の拳」なのではないかと考えます。

【似ている点】

  • 主人公が「○○真拳」の使い手である点(北斗神拳と鼻毛真拳)
  • 荒廃したような世紀末風の世界観
  • 寡黙?な大人のマッチョが少年と少女を連れて旅をする構図
  • ヒャッハーなキャラが多い
  • 兄弟間の争い

など重なる部分がいくつかあります。

北斗の拳は「哀しみを背負った救世主」であるケンシロウが旅をする物語。
ボーボボもたまに哀愁を出したり「愛」というワードを出したりしますよね(だいたいギャグですが)。

ボーボボのルーツはダンスマン?


FUNKCOVERLIC

もうひとつの要素、「ダンスマン」について。

ボーボボの外見「アフロにサングラス」という強烈なビジュアルは、1990年代後半に登場したアーティスト「ダンス☆マン」を彷彿とさせます。

ダンス☆マンは1997年に登場し、1998年にCDデビュー。
モーニング娘。「LOVEマシーン(1999年)」の編曲などで一世を風靡した存在。

この時期とボーボボの読み切り(2000年頃)のタイミングは近いんですね。

これだけであれば偶然なのではないか?と思う方も多います。

ただ!!

作者・澤井啓夫先生が「ダンスの漫画にするか、鼻毛の漫画にするかで迷った」という逸話が作品内で語られているんですね。

作中ではモーニング娘。ネタも出てくるので、もしかしたら澤井先生は「ダンス☆マン」にヒントを得たのではないでしょうか…!?

ちなみに「アフロ犬」は2001年なのでボーボボのあとです。


[サンエックス] キャラクター雑貨 ワレット キッズ アフロ犬

1999年から2000年代初期はアフロの時代なのかもしれませんね!!

まとめ:読者フレンドリーな作品

ここまで読んでいただきありがとうございました!

今回の仮説である「北斗の拳」「ダンス☆マン」を除いたとしても、「ボーボボ」には実に多彩なネタが詰め込まれています。

ドラゴンボールなどの「漫画パロディ」、モーニング娘。など当時の「流行を取り込んだネタ」に加え、ところてんやハンペンといった「食べ物」、さらにはしゃもじや将棋のコマのような「日常のどこかにありそうなモノ」までがキャラクター化されているボーボボ。

こうした誰もがどこかで目にしたことのあるモノたちをベースにしているからこそ、本来であれば理解不能な世界観になんとなく馴染めてしまうのかも知れませんね。

今後も僕はそんな聖鼻毛領域から抜け出せず、「ピロッチ!」しちゃうんだろうなぁと思います。

それでは!