どうも、ごりまつです!
最近、SNSやWebメディアで「広告漫画」を目にする機会がぐっと増えました。
企業が商品やサービスを紹介する際、ストーリー漫画やノンフィクション風のタッチなど手法はさまざまです。
私自身はギャグ漫画家として「PRギャグ漫画」を制作することが多くあるのですが、ではこのギャグ漫画を使うメリットとは何なのでしょうか。
今回はそんな「PRギャグ漫画のメリット」をお伝えしようと思います。
目次
記憶に残る「インパクト」
ギャグ漫画最大の強みは、やはり「インパクト」。
ツッコミや誇張、意外な展開など、強い刺激は脳に残りやすく、「あれなんだったんだっけ?」と後から思い出される確率が高くなります。
しかもギャグ漫画の楽しさと一緒に商品やサービスの情報も記憶されるため、商品に対してポジティブな印象のまま記憶に定着されやすくなるんですね。
シンプルではありますが、これがギャグ漫画の強みの1つです!
目立つから、見てもらいやすい
タイムラインや広告枠が情報で埋め尽くされている現代。
まず「見てもらう」ことがハードルになっています。
そんな中でギャグ漫画は、とにかく目立ちます。
突飛なセリフ、大げさな表情、不条理な展開…
これらは他の広告に比べて異質で、目に飛び込んでくるんです。
PRで最初に突破すべき「注目されること」を、ギャグ漫画は自然にクリアしてくれるんですね。
ビジネス的な胡散臭さが薄まる
広告やPRにはどうしても、「売り込み感」「ビジネス臭」「うさん臭さ」といったイメージがつきまといます。
特に商品を紹介する系のコンテンツでは、「またこれか…」と敬遠されることもあります。
ただギャグ漫画になると不思議とそれが薄まるんです!
まるで芸人さんが通販番組でふざけながら商品紹介をしているように、笑いが挟まることで「真面目に売り込んでいる感じ」が中和されます。
結果として見る側の警戒心や嫌悪感がかなり薄れ、「面白かったな」で終わる。これがギャグ漫画の隠れた大きな効果です。
ほどよい隙がお客様との距離を縮める
ギャグ漫画には「隙」を作る効果があります。
隙というとマイナスなイメージがありますが、実はPRにおいては強力な武器になることがあるんです。
たとえば「ガチガチに真面目で隙のないスーツ姿の人」ってなんだか近寄りづらいですが、そんな人が「ちょっと天然」だったり、「おっちょこちょい」だったりすると少し話しかけるハードルが下がりませんか?
それと同じで企業やブランドがギャグ漫画を通じて少し「隙のある一面」を見せることで、心の距離が縮まりやすくなります。
「なんか、このブランド、楽しそう」「ちょっと近い存在かも」と思ってもらいやすくなるんですね。
これぞ、「柔は剛を制す」というやつです!
※もちろん隙を使うかどうかは各々のブランディングにもよるので万能というわけではありません。
難しい題材を楽しく!
説明が難しい商品、少し取っつきにくいテーマ、教育系のコンテンツなど
そんな時にこそギャグ漫画は力を発揮します。
ストーリー漫画でも伝えられますが「笑える」要素が入ることでハードルがぐっと下がり、読者が自然に内容を受け入れやすくなります。
実際、私も英語教材をギャグ4コマで作ったことがありますが、子どもたちにとても好評でした。
ギャグが入ることで、「学ぶ」「理解する」という行為に「楽しさ」が乗ってきます。
これは教育だけでなく、あらゆる商品・サービス説明にも応用可能なんです。
まとめ:ギャグだからこそ“伝わる”、その理由
ギャグ漫画は、ただの面白コンテンツではありません。
インパクトで記憶に残りやすく、目立つから見てもらいやすく、しかもPR特有のビジネス的な圧力をやわらげてくれる。
今の時代、PRは「伝える」だけでなく、「嫌われずに、覚えてもらう」ことが重要です。
そのための武器として、ギャグ漫画はかなり強力な選択肢と言えるでしょう。
皆さんもよかったら使ってみてくださいね!
それでは!!
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